AGA大辞典

010

【毛包】

髪の毛を作り出す大切な組織。

【意味】

毛包とは文字どおり、毛を包む鞘(さや)として頭皮の内側で毛根を包むように存在し、ここで髪の毛がつくられます。

【毛包の構造と毛母細胞】

毛包の一番深いところにある膨らんだ部分は毛球と呼ばれ、毛球の内部には、毛母細胞がたくさん存在しています。毛母細胞は、毛包の周りに張り巡らされた毛細血管から髪の毛の成長に必要な栄養分や酸素を受け取りながら細胞分裂を繰り返します。この結果、髪の毛が伸びていきます。

【毛包と男性ホルモン】

また、毛包には、髪の毛の成長に影響を及ぼすDHTなどの男性ホルモンが結合するための受容体(レセプター)が存在します。
しかし、興味深いことに、男性ホルモンの受容体は全ての毛包に存在するわけではありません。頭部においては、頭頂部や額の生え際には男性ホルモン受容体が存在しますが、後頭部には存在しません。
AGAの男性で額の生え際や頭頂部の髪の毛が薄くなり、後頭部の髪の毛が残っているのは、これが理由です。

  • 板見智:集英社,専門医が語る毛髪科学最前線,P22-38, 2009

【関連事項】

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